【イスラム国に日本人参加？ 】

イスラム国に日本人として参加しようとしていた学生に強制捜査。

警視庁公安部が6日、北海道大学の学生の男（２６）ら複数に日本人から事情を聴き、あわせて関係先を
家宅捜索した。

男はイスラム過激派組織「イスラム国」に参加するためにシリアにわたる準備をしていた疑い。

刑法第93条では、外国に対して私的に戦闘行為をする目的で、その準備や陰謀をすることを禁じている。
3ヶ月以上5年以下の禁固に処せられる。私戦予備罪。陰謀罪。自首した者は刑が免除される。

捜査関係者によると、学生は「シリアに渡航し、イスラム国に加わり戦闘員
として働くつもりだった」と話しているという。

イスラム国には、欧米諸国からも若者が多数参加しているという。
構造的にヨーロッパでも移民政策が結果としてうまく機能していないことから
このような行動に出る若者が出てきているものと考えられる。

日本人の場合、日本で暮らしている限りはそれほどの差別待遇というのは
ゼロではないにしろヨーロッパよりは少ないと思う。

そんななかで今回日本人がどのような思想、またその思想を形作った経緯
があったのかに非常に興味深いものがある。

また、イスラム国が距離的には遠い日本で募集・採用活動をどのような方法で
行っていたのかについても興味はつきない。

もうひとつ、刑法第93条では、実行犯でなくとも外国に対して私的に戦闘行為をする目的で
その準備をしただけで罰則の対象になるということも、警察側の恣意的な運用によっては
非常に危険な法律であるようにも思える。

---

スポンサーリンク

---

タグ：イスラム国　日本人